
今回はチェンマイ市内の看板屋さんの動画をお届けします。
上下のライン(おそらく、欧文書体のベースラインとキャップラインにあたる線)のみのアタリで、
レイアウト表見た後は、下書きなしのぶっつけ描き!
見ていて気持ちがイイです。
動画は約45秒、再生すると映像と音が流れます。
Thaipographer from omovimeo on Vimeo.
#012 /// 2007.11.20 /// tag:少年タイポ ///少年タイポ in チェンマイ「Thaipographer!!!」編
![]() 今回はチェンマイ市内の看板屋さんの動画をお届けします。 上下のライン(おそらく、欧文書体のベースラインとキャップラインにあたる線)のみのアタリで、 レイアウト表見た後は、下書きなしのぶっつけ描き! 見ていて気持ちがイイです。 動画は約45秒、再生すると映像と音が流れます。 Thaipographer from omovimeo on Vimeo. #012 /// 2007.11.20 /// tag:少年タイポ ///少年タイポ in チェンマイ「Thaipographer!!!」編 ![]() 11月6日から1週間、バンコクとチェンマイへ行って参りました。 もともとタイは大好きな国なのですが、初めて訪れたチェンマイは、 人や雰囲気や食べ物や、今回ご紹介する看板、 印刷物などのデザイン細部にいたるまで、 本当に発見と刺激の多い、素晴らしい場所でした。 是非また行きたい!と願いながら、 数号に渡ってチェンマイで見つけた素敵な文字、看板などのデザインを ご紹介していきたいと思います。 文字のフォルムや色使いはもちろん、 たたずまいや素材、掲示方法などにも是非ご注目ください〜! まずはこちらから。 ![]() 文字の強さだけで見せる、潔ぎ良すぎの良看板。 上下を深緑文字、次の上下でピンク帯白抜き文字、 真ん中に1ラインだけ入るオレンジ文字!! たまらないです。 さらに注目したいのは釘! 厚紙を釘でコンクリにブっ刺しスタイル! 文字の力強さと、サバービアコンクリを貫く釘とが、 バツグンの相性で、看板の訴求力をより一層引き立てております。 続いて、木を利用した看板をいくつか。 ![]() ↑左の上下2枚は木に直描きスタイル、右は生木に直貼りスタイル!! 貼られた紙の、枝をよけているかのような折れ加減が最高。 ![]() ↑木彫スタイル。 筆記体の方は見慣れない文字形状ですが、タイの文字を崩したものなのでしょうか…? 重心の取り方が素晴らしいです。 ![]() ↑市内の寺院にて。 まとまりのあるかわいらしい文字とレイアウト、掲示方法のバリエーションなど、 作者の一貫したビジョンおよび愛情が、随所に見て取れます。 (同じ作者と思われる看板が、このほかに十数バージョンあり) ![]() ↑まったくHIGH SPEED感のない、インターネットカフェの看板。 意図的とすら思えるような、スクラッチ感。 なぜ「RNET」部分は朽ちていないのか?など、謎は深まるばかり。 ![]() Good Textures ![]() Good退色 ![]() ↑マーカー描き3種。中央は、ホワイトボードに直描き2C。 ![]() ↑ステンシル、石彫、セメント篆刻、スクリーンプリント… ![]() ↑一文字が、ほぼ一筆書きにできるタイの文字だからあり得るロープ文字。 アルファベットでも可能だけど、ひらがなや漢字だと、重なる辺や画数の問題で かなり無理がありそう…。 タイの文字、記号っぽくもありながら、かなり有機的というか、植物っぽいですね。 デザインするのが楽しそうです。 ![]() 最後に心温まる逸品を。 「ハミ出たら画面を足せばいいじゃないか!」スタイルです。 下書きなどぜずに、無心に画面に向かうペインター道と、 ハミ出てしまった部分のベニヤを切り出し、白で下塗りし、点を書き足し、 インフォメーションを成立させる、繊細なデザイナー道の両極面を感じ取れる良作です。 森と一体化しつつある、この看板が内包する情報量の多さに畏敬の念を抱きながら、 次号へ!! #011 /// 2007.11.20 /// tag:少年タイポ /// 少年タイポ in チェンマイ「体力のある文字 a.k.a Thaipography」編 ![]() 10/3にアルバム『わたしのうた』がリリースされた 「畠山美由紀 with ASA-CHANG&ブルーハッツ」のロゴをご紹介します。 ロゴは手描きのラフを、ベジェでトレースして仕上げています。 「紀」の字が、ラフと全然変わっていますね。 CDジャケットのアートディレクションは boris graphic engineeringの菅原義浩さん、写真は仁礼博さんです。 ジャケ、中ジャケともに、みなさんの表情が素晴らしい!!! Tシャツにもなっていた、盤面のデザインも非常にイイです! もともとは2006年2月に“一夜限り”のバンドとして結成された、 ASA-CHANG&ブルーハッツですが、 今年は「畠山美由紀 with ASA-CHANG&ブルーハッツ」としてフジロック出演! アルバムもリリース!そして来年2月にはワンマンライブも決定! と、すごい勢いになっています。 2006年にリリースされた『真冬の夜のブルーハッツ 』のDVDとCDの方でも、 いろいろとやらせていただいているので、今後ご紹介していきたいと思います。 それではまた次号!! ![]() #010 /// 2007.11.16 /// tag:2007works ///畠山美由紀 with ASA-CHANG&ブルーハッツ ロゴ Related links 畠山美由紀 with ASA-CHANG&ブルーハッツ特設サイト ASA-CHANG&ブルーハッツ特設サイト TONE&CO.,LTD |