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今日は5月2日。忌野清志郎さんの命日です。今日から清志郎さんの追悼展「愛し合ってるか〜い?」が、白金高輪にある、とっても美味しいレストランバーCoolie's Creekにて始まります。

こちらに出品するための作品作りとして、4月最後の祝日に、都立片倉高校にて、黒板に文字を書いてもらう少年タイポワークショップをやらせていただきました。
参加してくれた有志は、1年生2名、2年生2名、3年生2名の計6名。全員見事に女子!と、この方なくして実現不可!全面的にご協力して下さった佐野文哉先生。

書いてもらったのは、HIS(細野晴臣・忌野清志郎・坂本冬美)の『日本の人』のリリック(※今回の追悼展のために、詩の使用許可、掲載許可いただいております)

まずはオリエンとして、オリジナルを聴いてもらったり、サケロックオールターズによるカバーを聴き比べてもらってからの感想トーク。さすがヤング!な新鮮レビューがずらり。

そのあとグっと来た歌詞にマーキングしてもらい、まずはなにも助言を受けずに気の向くまま黒板に初期衝動をぶつけてもらう。一気に埋めたあたりで、皆レイアウトが気になって来る。客観的に引いてみたり、意見を交わしたり。僕や佐野先生の助言もこのあたりから徐々に。

この後の、ほんの一言でみるみる成長していく高校生たちの姿に、ただただ感動。助言する側へのフィードバックも莫大。

自分の作業に没頭する時間帯と、協力し合う時間帯、意見を交わしながら、個々のパートへの意識が、画面全体への意識へ見事に変化して行く。

ここで起きていたリアルタイムのフィードバックは、普段の仕事ではなかなか得られないし、圧倒的に不足している。自分の仕事のやり方を、もうちょい考えなきゃなーとも思った。

あーこの日のことは、ずっと忘れないんだろうなあというような一日でした。雨上がりで晴れた休日の学校で、キヨシローさん聴きながら作業ってだけでもスペシャルすぎ。

みんなほんとにありがとう!またやろうね。
文哉先生、どうもありがとうございました。


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Making video


#205 /// 2010.5.2 /// tag: 2010works /// 少年タイポワークショップ ///////////////////////////////