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sketches
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trailer


SAKEROCK「ぐうぜんのきろく ファイナル」が、本日(5/9)発売となりました。
僕が初めてSAKEROCKの仕事に関わったのが、1枚目の「ぐうぜんのきろく」。2005年のこと。
それから全てのデザインに関わってきて、それぞれに思いがあるけど、今回はまた特別です。
デザインにデザイナーの思い入れなんていらないと言う人もいますけどね。確かに思い入れは危険、禁物。
そういう感情のノイズを漂白したものだけをデザインと言うのなら、
SAKEROCKの仕事はデザインではないですね。邪道なものです。
そして、仕事としてそういうものに向き合えることは非常に稀有です。

…とか、そんなこと普段考えながらやっているわけではないです。
感情のようなものは、ぐうぜんにきろくされていくんじゃないだろうか。ということです。

あらためて、良いタイトルだなあ。

for Tee

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for Tote

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for Stage Art

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for Jkt

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#249
May9, 2012
Tag: 2012works
SAKEROCK
「ぐうぜんのきろくファイナル」
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shs-manthlogo_0517今月17日(木)にアサヒ・アートスクエアにて行われる「蓮沼執太のスタディーズ」にて、蓮沼くん、東京ピストルの加藤賢策さん、須山悠里さんとお話させていただきます。

こちらのプロジェクトは、音楽家の蓮沼執太くんが毎月異なるテーマでスタディ(レコーディング[録音]とシューティング[撮影])を行い、2013年2月に予定している展覧会に向け作品制作に取り組むというもの。

発表の場ではなく、試行錯誤を続けるサイトスペシフィックな作品制作の場。
今回のテーマは「ツール」だそう。

ツール、モジュール、環境、方法、知覚、描画、レイアウト、記録、編集…、面白いスタディになりそうで今からとても楽しみです。



#248
May9, 2012
Tag: workshop
“蓮沼執太のスタディーズ”
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昨年7月にアサヒ・アートスクエアにて行われた、蓮沼執太主催の『ミュージック・トゥデイ・アサヒ』の宣伝美術です。

次の展示に向けて取り組んでいる、<文字のモジュール>のきっかけになったもの。

蓮沼くんには何度かフィールドレコーディングについてのお話を聞いたことがある。

録音するメディア、環境、スケールの選択や録音方法の組み合わせによって、音楽を建築的に組み立てることは、ここ最近のワークショップで行ってきた書字の構造(画材の選択、書く環境や紙のスケール、利き手と反対で書くなどの書字方法や身体性の変化)に一見近そうだけど、実際このあたりの書字とレコーディングの親和と差異については、まだまだ探れる部分がたくさんありそう。

音楽のグラフィックに関わる際に、レコーディング方法やエンジニアリングの部分についてインタビューをすることが、エモーショナルな部分やコンセプトを問うことよりも有効に(逆に感情や意図を際立たせるように)感じる場合がある。

蓮沼くんは、そこインタビューしてくる人なかなかいないですよ、と言って笑っていた。

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#247
May3, 2012
Tag: 2011works
“Music Today ASAHI”
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