<< TDC展 2013 | main | ホンマタカシ『BABYLAND RECONSTRUCTION』のこと >>
art_fashion1_0315

art_fashion2_0315

art_fashion3_0315

_MG_8417b

o
2012年4月よりVACANTでスタートした講義シリーズ“VACANTの課外授業”。その講義録をまとめた書籍「わたしを変える“アートとファッション”」 (PARCO出版)の、カバー、表紙、扉などで使用するモビールを制作させていただきました。ブックデザインは須山悠里くん。

須山くんとは、蓮沼執太くんの「スタディーズ」でのトークセッションや、ARICA公演でのワークショップをご一緒したりと、公の場での交流はあったけど、デザインワークは今回が初めて。

以前より、僕のプロジェクトや行為に関するテキストを書いてくれたり、会うたびに互いの制作物や状況に対しての意見を交わせる貴重な存在で、今回のモビールの制作に関しても、京都の「もじゅうりょくツアー」にも足を運んでくれた上で、とても真摯な使用意図を伝えてくれました。

「アート」と「ファッション」という、様々な場面で幾度も使用され、イメージのついてきた言葉の解体と再構築。カバー、表紙、各扉で使用されている図版は、ひとつのモビールを撮影したもので、全て異なるものが使用されています。

テキストと併せてぜひご覧ください。

-

『わたしを変える“アートとファッション”クリエイティブの課外授業』
著者=林央子・高橋瑞木・児島やよい・高橋律子・藪前知子

出版社=パルコ エンタテインメント事業部
価格=1600円(+税)

レクチャー1「90年代以降のクリエイティブファッション」林央子(編集/執筆)
レクチャー2「ヨーゼフ・ボイスと社会彫刻(入門編)」高橋瑞木(水戸芸術館現代美術センター主任学芸員
レクチャー3「奈良美智と村上隆が越えてきたもの」児島やよい(キュレーター/ライター)
レクチャー4「雑誌『オリーブ』をめぐって 〜「雑誌の時代」と少女カルチャー〜」高橋律子(金沢21世紀美術館キュレーター)
レクチャー5「大竹伸朗とその周囲」藪前知子(東京都現代美術館学芸員)

編集=岡澤浩太郎
デザイン=須山悠里
カバー・表紙・扉モビール制作=大原大次郎
カバー・表紙・扉撮影=片山文人
協力=大神崇(HUTU/VACANT)、かないみき

- -


『わたしを変える“アートとファッション”』
#273
Apri26, 2013
Tag:2013works