ここ最近のイベント情報ガガっとまとめます。

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まずは本日行われるイベントから。
映像作家のひらのりょうさんと、トーク&瞬間ワークショップを行います。
司会はASYLの佐藤直樹さんとマジック・コバヤシさん。

先日、会場になるTRANS ARTS TOKYOの下見に行ってきました。
ここ、もともとは電機大学だったんですね。大学はまるまる移転していて、跡地をアートスペースとして開拓する試みがTRANS ARTS TOKYOのようです。全貌はまったく掴みきれませんでしたが、(合法)スクワット感&場所が持つポテンシャルがものすごく高くて、非常にサイトスペシフィック(使ってみたい単語2012)でした。

ひらのさんのことは、もちろん作品は知っていますが、じっくりお話しするのは初めて。楽しみです!

日時: 10月26日(金)19:00 - 22:00
場所: TRANS ARTS TOKYO 12階
参加費:500円
美學校「絵と美と画と術」特別企画「文と映と字と像」
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つづきまして。
連日となりますが、明日27日(土)です。

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星野源くんの「フィルム」「夢の外へ」と、ニューシングル「知らない」と、ここ最近の源くんワークスを立て続けに撮影していただいている、磯部昭子さんの初個展のトークイベントのお相手をやらせていただくことになりました。
写真家という職能にはずっと惹かれています。わかりやすい反面、謎も多い。
少しでも自分の感じている「謎」に迫れると良いなと思っています。
磯部さん、どうぞよろしくお願いします!

日時: 10月27日(土)14:00 - 15:00
場所: ガーディアンガーデン
参加費:無料
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そして日曜日は新木場STUDIO COASTにてカクバリズム10周年スペシャル!!!!!!!!!!!

kaku

おめでとうございます。大変長い間お世話になっております。
この日はSAKEROCKの新Teeもドロップされますよ。
あとあと、カクバリ社長の初の著書についてのフライヤーもお見逃しなく!


11月!

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ロゴ制作で関わらせていただいている「音まち千住の縁」プロジェクトのイベントで、「住み開き」で有名な日常編集家のアサダワタルさんと、北千住の居酒屋「北千両」さんを貸し切り、お話しさせていただきます。どんな空間が作り出せるかとても楽しみ。
トークのあとは、そのまま居酒屋として宴会の流れになります。ぜひ居酒しましょう。

日時: 11月10日(土)15:00 - 17:00
場所: 居酒屋・北千両(足立区千住2-52)
参加費:無料
定員:30名程度(要申込)
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arica

<文字屋台 フルコース>!
デザイナーの須山悠里くんのお誘いで、シアター・カンパニーARICAの公演に合わせてワークショップを行うことになりました。「書く、描く」行為に焦点を絞った瞬間ワークのフルコースです。

須山くんとは、以前に蓮沼執太くんの「スタディーズ」でもお話する機会がありましたが、ワークショップ〜公演のあと、ARICAの演出家の藤田康城さんも交えてさらにお話もさせていただきます。ワークとパフォーマンスの境界が解け合う試み。

今後、ワークショップの形については再考せねば…と思っていたところなので、この日はとても重要なきっかけになりそうです。


日時: 11月22日(木)16:00 - 18:00 ワークショップ 18:00 - 20:00 公演、トーク
場所: VACANT
参加費: ¥2,500(ARICA小公演鑑賞+トーク込み)
 *各日限定30名、年齢不問、要予約。(締切11/20)
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どうぞよろしくお願いします。

押忍。




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#258
October26, 2012
Tag: 展示
芸術のあき情報
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▲設営中の蓮沼君(上)とNoritakeさん(下)
9月9日に、平野甲賀さん、鳥海修さんとの40日間に及ぶ長い展示「モジもじ文字」が終了しました。たくさんのご来場、どうもありがとうございました。

それと入れ替わるように、新たな展示が始まります。…始まっています。
告知が遅くなり申し訳ありません。

9月7日から、恵比寿LIQUIDROOM2FのギャラリースペースKATAにて、
音楽家の蓮沼執太くんと、イラストレーターのNoritakeさんと共に、三人展「I I I」(読み方→さん)が始まりました。

時期が重なったこともありますが、この二つの展示に出展しているものは、地続きのシリーズになっています。
さらに、それぞれ共通して三人展。自分のテーマ性に加えて、三人の関係や影響で成り立つものや変化するものも、もちろん注入されています。

そのほか、この展示が立ち上がる経緯などは、フライヤー裏面とこちらのサイト下部に、それぞれのコメントが寄稿されています。

本日10日はLIQUIDROOM 8th ANNIVERSARYの一環として、蓮沼くんが出演する「蓮沼執太フィル/ジム・オルークとレッドゼツリン」のライブが行われます。ライブめちゃくちゃ楽しみです。

今回の展示とライブのタイミングに合わせ、本日の17:00〜19:00まで、ささやかなオープニングパーティが行われます。出入りありますが、三人とも在廊していますので、お誘い合わせの上ぜひお越し下さい。

2012年9月7日(金曜日)〜28日(金曜日)12:00-22:00
*土曜日/日曜日/祝日:13:00-22:00
最終日9月28日(金曜日)18:00までとなります。
会場:KATA(LIQUIDROOM 2F)
入場料金:無料
主催・制作・運営:KATA
協賛:株式会社グラフィック


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「I I I」及び蓮沼執太フィルのライブの宣伝美術は、Noritakeさんと共に制作しました。
「I I I」のほうは、ぜひ光にかざしながらご覧ください。

#257
September10, 2012
Tag: 展示
大原大次郎×Noritake×蓮沼執太「 I I I 」
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「モジもじ文字」
#254 July,28 2012
Tag:展示
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本日7月28日から吉祥寺美術館にて、平野甲賀さん、鳥海修さんという、強力な先達とともに、「モジもじ文字」という名の展覧会が始まりました。

平野甲賀さんは「描き文字99」と題し、これまでの装丁やポスターなどで使用されてきた描き文字を今回の展覧会用にさらにアップデートし、圧巻の99点(!)をズラリ。

鳥海修さんは「字游工房と嵯峨本フォントプロジェクト」と題し、デザイナーの永原康史さんを中心に近世初期の活版印刷に使われた連綿体をフォント化し、そのプロセスと成果物を展示。
デジタル化した連綿体をさらにレーザーで木活版に起こし、もう一度タンジブルな状態に戻して保存する作業に感動しました。

僕のタイトルは「もじゅうりょく」。
<文字>と<モジュール>と<重力>をかけあわせた造語です。
出展するものは、大きく分けて3シリーズ。
ホンマタカシさんの「ニュー・ドキュメンタリー」のサテライト展で展開した「稜線」の臨書、雑誌「真夜中」で展開した絵本のリエディット「もじゅうりょくの記譜」、蓮沼執太くんの宣伝美術から始まった「もじゅうりょくのモジュール」、そして映像を含む新作「もじゅうりょくのモビール」です。

今回、空間構成をディレクションしてくれたのは、Firm.の松村和典さん。「もじゅうりょくのモビール」の動画撮影は五十嵐一晴、会場販売の図録のデザインはMOZINEの宮添浩司。冴えまくってます。それぞれに、書ききれないほどの感動を日々享受しまくりでした。
まず、心からお礼申し上げます!!

この2ヶ月、みっちり「もじゅうりょく」たちと向き合いましたが、まだ続いています。その過程を、制作日記に記しました。

3年前の個展のときとは違い、今回の展示ではできるだけ多くの方に途中段階を公開しました。制作日記もそのひとつです。

いわゆるネタバレがあるような展示ではないし、日記は制作物の解説ではないので、全然読んじゃって大丈夫だと思いますが、内容に触れたり展示物の一部が画像で出てきますので、情報なしでご覧いただきたい方は、ぜひモノをまずご覧いただいてから、日記をナナメ読みしていただければ幸いです。

まさに三者三様、それぞれがまったく異なるアプローチで挑んだ展示になっています。設営時、その様子にとても興奮しました。

暑いですし、夏休みですし、週末は夏い予定でみっちりかと思いますが、まさかの9月9日までという破格のロング展示なので、ぜひ美術館に足を運んでいただけると幸いです。

それでは次のエントリで「もじゅうりょく日記」前編(モジュール編)、アップします。しばしお待ちください。

最後に、展示企画のイワトの平野公子さん、図録編集の屋上の林さやかさん、吉祥寺美術館の関香澄さん、本当にお世話になりました。

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展覧会情報

「モジもじ文字」

平野甲賀の「描き文字99」
鳥海修の「字游工房と嵯峨本フォントプロジェクト」
大原大次郎の「もじゅうりょく」


吉祥寺美術館

2012年7月28日(土)−9月9日(日)
10:00-19:30
※8月29日(水)は休館日

入館料:100円

アクセス




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